面接の自己紹介・過去の転職あれば答える準備もしておく

面接 自己紹介

面接の場で話すべき自己紹介と自己PRについては、事前に練習しておくのが良いです。

また、自己紹介と自己PRが同じになってしまう人がいますが、実際には意味が違いますので、そのポイントを押さえておくべきです。

当然ですが、新卒の面接で話す自己紹介と転職の面接では、自己紹介の内容は異なります。

当記事では、転職の場合の自己紹介について、面接官の立場から紹介いたします。

目次

面接の自己紹介・過去の転職あれば答える準備もしておく

面接 自己紹介 (1)

面接に来てもらう側の立場から言えば、面接での自己紹介について、事前に話す内容を考えておいている人は、少ない印象があります。

特に転職の場合は、新卒採用とは違い、採用枠の人数は決まっています。新卒の場合も大枠は決まっていますが、実際には新卒入社の退職率は高いため、その前提があるため、新卒については結構緩いです。

しかし、転職の場合は、業務拡大や欠員補充の意味での求人が多いです。つまり、募集人員は明確に決まっており、応募者の中での総合比較で採用する場合が多いです。

ですので、自己紹介や自己PRなどで、自分の個性や入社への情熱を示す方が採用には有利に作用します。

面接での自己紹介では転職多い人は事前対策が必要

今の時代には、転職の回数は、年齢に比例してある程度は許容されます。

しかし、転職が多い人は、採用側から敬遠される傾向があることを認識して事前対策、つまり説明ができるよう準備をしておくべきです。自己紹介の中で、先に話してしまえるように、するのも一つの方法です。できるだけ客観的な同意が得られるような理由があれば、面接官のアンテナに引っかかることは無いでしょう。

面接官が注目しているのは、退職理由・転職理由です。転職が多い場合には、その理由がとても気になります。

事前に準備をしておかないと、面接官から、転職回数が多いことについて触れられた時に、回答が思いつきになってしまいます。思いつきの回答が面接官の理解が得られないと、転職面接は採用されない可能性もあります。また、自分よがり的な個人的理由も避けた方が良いです。

転職が多いかどうかについては、明確な線引きがあるわけではありませんが、1〜2年ごとに繰り返しているようだと、多いとみなされる可能性があります。

面接時の自己紹介|転職2回目の場合

面接 自己紹介 (2)

転職2回目でも、一つの会社への勤務年数が3年以上あれば、面接官とするとさほど気になることはありません。退職理由、あるいは転職理由についての回答が、多少つじつまが合わない要でも、あまり気にしません。

ただ、第二新卒の場合のように、前職での勤続期間が短い場合、その理由に面接官の関心が向きます。当然、面接官としては、興味本位で質問するわけではなく、採用した場合の退職リスクを考えるために、質問するわけです。

面接官とすると、なるべく客観性のある理由を聞かされると、納得はしやすいです。面接官は、採用した場合の働きぶりを想像して面接をしています。

転職者を採用には、コストや時間がかかっています。ですので、面接官は採用してすぐに退職されると困ると考えているため、転職が多い人や、転職2回目の人の理由について、注目するのです。

面接の自己紹介|転職未経験職種の場合

未経験職種への転職は、普通にあることです。

特に、20代30代までは、特に問題があることではありません。しかし、経験者と未経験者の場合、面接官として注目する点が変わります。

面接の自己紹介では、その点をカバーして話すようにすると、印象は良いです。つまり、なぜ未経験の職種にチャレンジする気持ちになったのか、という理由です。

よくある印象が悪い理由は、「未経験の職種・業種だが、実は以前から関心を持っていた」という理由です。

面接官によっては、違和感を感じて、「では、以前から関心があったのに、なぜ今転職なのか」と、聞き返してくる可能性があります。前職は、関心がなかったのに、何かの理由で仕方無しに、勤めていた印象も受けます。

未経験の職種にチャレンジする場合、合理的な理由・納得しやすい理由がないと、未経験を理由に不採用とされてしまう可能性があります。志望動機を明確にしておきましょう。

面接の自己紹介は1分か30秒で話せるように

自己紹介は、最初の挨拶の後に、行うものです。通常は、面接官から「では、自己紹介をお願いします」と声がけされますので、1分間か短くとも30秒以上で話せるようにしておくことです。

逆に長過ぎるのは、マイナス効果になりますし、自己紹介と言ってるのに自己PRまで話しているのも、印象は良くはありません。

そもそも、自己紹介と自己PRの違いについて理解されているでしょうか。自己紹介は、これから面接をさせてもらう自分という人間は、これまでに、どんな経歴があって、今回の転職はどんな考えや気持ちで、転職しようとしているのか、どんな人間なのかを簡潔に話すことです。履歴書の項目で言えば、退職理由・転職理由について、話すことです。

対して、自己 PRは、自分の能力や強み、何をもって貢献できると考えているのか、などについて話すものです。

通常は、面接が始まって早々の時間帯で、自己紹介の時間をもらいます。1分というと、あっという間にも感じますし、自己紹介をタイマー設定で練習すると、1分間の長さに驚くかもしれません。

自己紹介の時間としては、1分間あるいは短くとも30秒程度で話せるように練習しておいた方が良いです。面接官は、自己紹介と自己PRは、かなりしっかりと聞いています。

転職面接で採用されるには、自己紹介の中に、「なぜ御社を選んだのか」を明確に伝わるように練習しておくべきです。

面接の自己紹介で無職の人の場合のポイント

面接官は、職歴がない人に対して、かなり厳しく対応する可能性があります。

面接官は、せっかく採用した後で、簡単に退職されることを不安に思っています。

ですので、転職回数が多かったり、そもそも職歴がない(会社員として勤務したことがない)とか、無職であるということに対して、不安を持っています。

現在、すでに職歴がない人、無職の人の場合、その事実を変えることはできません。自己分析をする中で、できることは、なぜフリーターやニートだったのか、そういう働き方の中で、何を見つけたのか、など深く自己分析をしてみることです。

何がやりたい仕事なのかわからないので、正社員にならなかったなどと理由をつける人もいますが、働いている人は、大なり小なり、そのような気持ちを持ちながら、働きながら働きがいを見つけ、やりがいを見つけるものです。仮に3年働いて、働きがいが見つからなかったとしても、キャリアができ、自分の中に尺度ができるようになります。次に仕事を見つけるときの尺度がはっきりしていきます。そうしていく中で、成長していくものです。

フリーターやニートでは、そのような成長は、ゼロではありませんが、はるかに小さいものです。それはフリーターと正社員では、責任の重さがまるで違うからです。

自己分析をして、内面を見つめて、自己紹介や自己PRにつなげることです。今は必ずしも会社に勤務することが正しいとは言い難い時代になりましたが、フリーターの経験しかない状況では、起業することもかなり困難です。

面接の自己紹介では志望動機が重要ですが

前述の通り、自己紹介とは、自分がなぜ今回転職を希望しているのか、どんな人間なのかを伝えるものですので、志望動機は、その要素の一つになります。

ただ、面接をする側からしますと、志望動機が不完全な方が多い印象があります。多くの方が、業種・職種に対しての志望動機を話しますが、面接官が聞きたいのは、それだけではなく、会社に対する志望動機です。

なぜ、他の企業ではなく、この会社に入社希望を持っているかを聞きたいと思っています。応募者の本音は、求人募集のある会社の中で、たまたま選んだという場合もあるかもしれません。

しかし、それでは、面接官の心に残る人材にはなり難いです。

外部から見つけられる情報は、多くはないかもしれません。しかし、ホームページを持たない企業は、一般的にかなり少ないです。応募する企業のホームページはできるだけ隅々まで見て、関心を高め、なぜその企業に応募するのか、という志望動機を明確にしておき、自己紹介に織り込んで話すことで、他の応募者よりも1歩先にできることは、間違いありません。

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