不動産営業は営業代行フリーランスに向かっている

営業はフリーランス (1)

2020年に4月から、同一労働同一賃金が開始しています。

正社員の給料が下がる可能性もあるが、非正社員の待遇が上る可能性もある。

しかし、人件費のアップになっていけば、企業は持ちこたえられない。

そんな状況の中で、コロナによる働き方がテレワークに、強く作用したことです。

2014年にオックスフォード大で発表された論文が、現実世界で一気に現実化し始めています

「10年で消える職業」。

その中で、営業は、営業代行へ加速を始めた感じがします。

目次

営業は営業代行のフリーランス・フルコミッションに向かっている

不動産仲介営業 フリーランス

今後は、固定給で会社員として働く営業はいなくなるのかも知れません。

フリーランス・完全歩合などの方向性に変わっていくのかも知れません。

営業代行の成果報酬はどれくらいなのか

既にかなりの数の営業代行会社が全国各地で、営業を行っています。

ただ、ネット上には、具体的な報酬額などがありませんでした。

営業代行の成果報酬の相場

筆者の会社が外注する場合の金額条件を相場として紹介致します。

但し、業種や扱う商品が異なれば当然その条件も異なると思いますので、あくまでも参考値ということです。

物件や、契約締結時期・及び業務の範囲によって異なりますが、不動産仲介業は、物件価格の3%+6万円が売上金額になります。不動産会社として、全額受領したときに業務委託料として業務代行をしてくれた内容に応じて、40〜60%を支払っています。

不動産業の場合、資格の有無や、ローン関係の業務を行うか、そうでは無いのか、などによって、営業代行の成果報酬金額は違います。

何かミスをしたときの損害賠償についても取り決めがされるはずです。

営業 代行 副業   年収は上がらない・だから働きかたを変える→フリーランスへ

年収が上がらないなら、違う働き方を求めるという人が増えている。

それが、フルコミッションやフリーランス的な働き方です。

会社に所属せず、時間にも場所にしばられない、そういうやり方・働き方です。

不動産仲介営業についても、フリーランスの方向に進んでいます。

自宅かそれに近い場所を仕事場として、不動産仲介業の成果だけで会社に貢献するというやり方・働き方です。

従来型の時間を会社に時間をかけて出社して会社にいる。

会社で仕事をする=時間を切り売りする働き方は、もはや、意味が無くなっている。

フリーランスの営業

フリーランスやフルコミには、会社に所属せずに、働くことでのリスクもある。

正社員ではなくなるからだ。

しかし、フリーランスなら、通勤をする時間が不要になる。

面倒な組織の人間関係からも、遠ざかることが出来る。

嫌いな同僚やハラスメント上司の顔をみなくていい。

普通に普通に転職しても、年収は下がる。

年収がさがるなら、いっそのこと、通勤や人間関係のストレスやコストを考える。

働き方を変えて、会社内での精神的な負の負担をなくする。

フルコミッションやフリーランスの収入としての収入は減るかもしれない。

でも、十分に納得感があるという考え方です。

会社に属する働き方から「個」の時代へ

しかし、会社との関係では自分のもつスキルによって成果を貢献する。

社外で、外部発注=外注を受ける関係になるわけです。

少し前までは、たくさんいた「会社に所属する働き方」が、崩壊しつつある。

「個」の時代に変わっていく。

2019年、日本でいちばんの大企業とされる、時価総額25兆円企業のトヨタ自動車が変化している。

車を作って売る会社から、移行しようとしている。

もはや、店舗では、販売だけではなく、サブスクリプションをすすめている。

そして、僕らは、もうじきハンドルのない車に乗るようになるだろう。

トヨタ自動車自らが、その方向で打ち出している。

当然、終身雇用もとっくに崩壊している。

人は、「個人」として働くやり方に移行する。

フルコミやフリーランスは、当然の流れです。

不動産仲介営業はフリーランスへ

不動産の新築のマンション業者は、少し事情が違うかもしれない。

しかし、それ以外の不動産の中古マンションと戸建に係わる業務については、外注化の方向だ。

これから、どんどんAI化・ロボット化(自動化)・外注化へと進んでいきます。

時代の変化の中で、不動産仲介営業以外の業務も、フリーランスへと、仕事のやり方が変わる

そもそも新築事業は、縮小衰退していく。

日本の新築不動産と中古不動産の割合は、外国と比べると、異常に新築が多い。

高齢化社会に、新築不動産のニーズは、必要ない。

中古不動産の売買が活性化する。

そして、営業は、フリーランスになっていく。

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不動産仲介営業の仕事で、フルコミやフリーランスへ外注される仕事

不動産仲介営業が、日々行う業務のほとんどが外注化できる。

会社に出社しなければ、できない仕事は非常に少ない。

1)不動産の写真を撮って、会社HPへ公開する仕事

2)不動産の物件概要を、会社HPに登録する仕事

3)不動産物件の間取り図を作成する仕事

4)不動産の物件案内概要資料を出力し、不動産流通機構(レインズ)に登録する仕事

5)不動産の物件情報への電話反響を受けて、担当営業を手配する仕事

6)不動産の物件情報へのメール反響、不動産査定以来の反響、から担当営業へ手配する仕事

7)不動産の反響者に連絡を取り、案内や訪問のアポを取る仕事

8)不動産の物件案内し、不安を払拭氏購入決断の後押しをする仕事

9)不動産の物件に訪問査定をして、査定書を作成し、再訪問する。

10)不動産購入希望者の購入申込と売買契約の手続き

11)不動産売買契約書の作成

不動産売買仲介の仕事については、ほとんどの仕事がフルコミやフリーランスへ外注できる。

社内にいなければできない仕事は、ほとんどない。

不動産仲介業の事務職に関する仕事で、外注化できない業務は、まったくない。

業務のやり方や流れについて、それぞれの業務で異なるが、フルコミやフリーランスの人と、業務委託契約を結ぶことになる。

というか、そのやり方は、すでに実用化している。

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不動産仲介営業のフリーランス|具体的な仕事のやり方

フリーランス・フルコミッションといえば、不動産業か生保業というイメージがあります。

不動産の場合は、仲介営業になります。

フリーランス・フルコミッションの場合、不動産会社と個人は、業務委託契約を結ぶ方式が最も多い。

業務委託契約書の内容では、毎日会社に出勤する必要がないこと、定期報告をするなどが明記されます。

フリーランス・フルコミで働く人には、人間関係のストレスが無くなります。

固定給が無くなる代わりに、自由な時間と場所を持てるようになります。

フリーランスの不動産仲介営業が残れる理由は、以下の通り。

1)AI化・自動化の最適化がどれだけ進んだとしても、人に対してアプローチする部分がある。

2)売主と買主に対して、売却と購入に心理的不安を取り除くアドバイスをする仕事がある。

3)不動産という高額に物件に対して、売主と買主が、自己責任でリスクヘッジできるまでになっていないから、

4)フリーランス営業は、専門知識をもって、顧客の心理的不安を払拭するためだけに残ることができる。

直接、不動産物件と売主買主に接する以外の部分は、自動化されてしまうだろう。

フリーランスの人は、今からでもそういう仕事のやり方を、すすめることができる。

企業にアプローチすれば、販売スペシャリストとしての仕事のやり方で、生き残っていくと思う。

もはや、その方向で、営業代行の仕事が存在する。

それは、会社に所属するのではなく、「個」として会社に関係するやり方で、働くことになる。

もし、フリーランス営業としての事業戦略をたてることで、社内に雇用される社員とは違い、売上に比例して、青天井的に報酬を増やすことも可能になるだろう。

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不動産仲介営業だけではないフリーランス|仕事のやり方はたくさんある

改めて言うまでもないが、フリーランスは、会社に所属しません。

フリーランスは、自らの知識や技術・経験をつかって、会社から仕事を請け負う人たちです。

フリーランスが、フルコミッションと違うのは、営業に限らないということです。

フリーランスの仕事は、会社がアウトソーシングする仕事全般に、その可能性があります。

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不動産仲介業でいえば、事務方の仕事も営業の仕事も、ほとんどの業務がアウトソーシングが可能となる。

フリーランスで働くには、ネット環境が有れば、何処でも出来るのではないかと思います。

すでに、前述したとおり、会社にいなければできない仕事は、ほとんどなくなっています。

ネット環境さえあれば、在宅ワークで構わないのです。

2020年のコロナウイルスによる、「テレワーク」「在宅ワーク」により、会社にいなければできない仕事が少ないことが実証された。

フリーランスの場合、自分の得意なことだけに、特化できる。

当然、一社以外からも仕事を請け負うことが許される。

これも、働き方改革の一つになる。

会社側も社員を雇用するよりも、人件費のカットになるはずです。

まとめ

フリーランスにしても、会社に所属するサラリーマンとは違い、時間は自由です。

人間関係のストレスも無くなり、収入には上限も無くなる。

固定給がないことの不安はある。

しかし、業績次第では、会社員としての収入を遥かに上回る可能性は大きい。

今後は、個人事業主としての、起業がこれまで以上に増える。

不動産仲介業では、これまで起業は、会社としての起業しかなかった。

しかし、今後は、個人事業主として、既存の不動産会社とフリーランス契約を結ぶことができる。

開業資金を持たずして、事業ができるようになった。

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