未来の不動産仲介業はどう変化する。人の働く場はあるのか。

未来の不動産の仕事はどう変化する

今、不動産業界も進化変化に伴い、劇的に加速度的に変化しています。

筆者は、不動産仲介業は、2018年までは簡単には不動産の仕事がAI化や、自動化になるのは、難しいと思っていました。

不動産の仕事は、他の販売業とは違うと思っていたからです。

しかし、今は「不動産物件の売買」の場面でも営業の仕事は、かなりの進化変化が進んでいます。

数年後の未来には、不動産の仕事は大きく変化するでしょう。

未来といっても、すぐそこにある未来です。

事実、こうしている間にも、どんどん進んでいることを感じます。

目次

不動産賃貸仲介 |既に仕事の変化が始まってる|未来はすぐにやってくる

未来の不動産の仕事はどう変化する (1)

不動産賃貸の仕事は、既に、バーチャルで部屋選びを始めている。

2~3年ほど前から、不動産賃貸ではAI化の可能性はありました。

昨年(2018年)には、室内での360度カメラの映像を取り入れた、不動産会社のホームページが出来はじめてました。

室内の何カ所からの360度の定点カメラ映像を、顧客は自宅のパソコンの操作により、その部屋の中を見渡すことが出来るものです。

しかし、2019年既に不動産賃貸の会社では、物件現地に行かずにお店の中で、ゴーグルをつけた検討者に映像を見せてという商談スタイルが始まっています。

不動産売買の仕事では、不動産会社は、顧客から物件見学希望があったとき、日時を決定し、鍵の手配をして、物件見学に同行します。

現地での案内の際に説明をし、不動産会社の営業が行うという方式が中心です。

360度のカメラ映像を取り入れている不動産会社もあるが、やはり売買の場合、画像のゆがみもあるし、まだ現地で案内してます。

賃貸物件と比べると、見る箇所が多いことがあり、現時点では顧客はやはり実際に見学して商談が進んでいくことになる。

しかし、近未来・・・2020年、2021年には何処まで進むかは分からない状況です。

未来の不動産の仕事は減っていく

未来の不動産の仕事はどう変化する (2)

未来の不動産の仕事はAI化がすすんでいます。

確かなのは、近未来には不動産営業の仕事は、間違い無く、未来には減っていきます。

つまり、未来の不動産業においては、働く人がいらなくなる可能性が高いです。

VR(バーチャル・リアリティー)

VRとは何でしょう。

仮想現実のことです。

人工的に作られた現実のような空間のことです。

VRは「仮想現実」であり、人工的に作られた現実のような空間を体験します。

ゴーグルを付けて、悲鳴を上げている人を見たことがありませんか。

アレです。

ゴーグルを含めたヘッドセットの価格は、ずいぶん安くなっています。

数年もしない未来には、ゴーグルはメガネのサイズになるでしょう、

AR(オーグメント・リアリティー)

ARは拡張現実のことです。

最近の身近なところだと、ポケモンのゲームがありました。

ARは、「拡張現実」。

最近、流行っていたポケモンGOがそれを使ったものです。

現実世界が主体で、その中に、存在しないものを見せたりします。

iPhoneアプリにもすでにあります。

MR(ミックスド・リアリティー)は、「仮想世界と現実世界」を融合させる技術。

VRとARを重ねたものです。

お客さんは現地まで行かずに、物件の体験が出来るようになる

これらの技術が、どんどん進化し、コストダウンされていくでしょう。

不動産業界に限らないでしょうが、未来には、営業はいらなくなりはしないかも知れません。

新築物件は、未だ出来ていない物件(注文住宅などではすでに現実化)の内部・外部を立体的に見ることが出来るようになるでしょう。

マンションも戸建もそうなります。

となれば、未来の不動産会社営業の仕事には、何が残るのでしょうか。

中古物件は、未来には実際の物件まで、見学に行かなくともよくなります。

未来の不動産会社に行けば、VRのゴーグルを頭に付けて、いくつもの物件を見学可能になるでしょう。

機器のコストダウンが進んだり、パソコンアプリ等が進化が加速するはずです。

近未来の顧客は自宅にいて、IDとパスワードを登録し、物件見学も可能になるのではないでしょうか。

それ等が実現する未来はまで、何年かかるのか。

せいぜい、あと1年か、2年あとの未来ではないかと思います。

未来の不動産会社では、営業は少人数。

今日現在でさえ、「テレアポ」を外注化している会社は、増えてきている。

しかも、すでにテレアポがAIが話す方式の代行業務の会社がでて来ている。

既に、普通のテレアポのスタッフとの差が無くなっていると聞きます。

営業メールについては、既に半自動化されている。

メールもお客さんからの問合せが、自動的にプログラムに取り込まれ、良いタイミングでお客さんにフォローメールが送られるなんていう仕組みも、もうすぐでしょう。

実際には、既に存在していて、あとはコストの問題だけなんですね。

人間がする仕事は

人間だけが出来る仕事は、あまり残されていない。

現時点で、人の手をどうしても必要とすることは、物件の現場調査くらいになってしまうのではないかと思う。

未来には、売買契約等の手続きだけになるでしょう。

もちろん、統括的にコントロールするという役割の人材は必要だと思います。

むしろ、未来には、それだけで良くなる可能性がある。

 

 

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