仕事で失敗した時、それを「神様からのギフト」だと言われる。
失敗の最中にいるとき、とてもそんな風には、思えないと思う。
しかし、大分時間が経過して気がつくことがある。
「あの時に、あの失敗して、良かったかもしれない」
「あの時の失敗が、その後の自分にはプラスになった」と。
社会人になって40年の筆者が解説します。
仕事が失敗ばかりで落ち込む!気持ちは分かるが、いずれ失敗は神様のギフトだと気づく時がきます
仕事で失敗すれば落ち込む|何をどうしたって失敗した時の事実は変わらない
なぜ、あんなミスをしたのか。
なぜ、きづかなかったのか。
なぜ、わすれていたのだろうか。
そんな風に、いくら悩み考えたところで、既に起きた失敗した時の事実は、絶対に変わらない。
でも、本当に失敗したんだろうか。
失敗とは、なんだろうか。
自分が期待したところまで、結果が届かなかっただけかもしれないです。
もしかしたら、「取り返しがつかないことをしてしまった。死んでしまいたい。」と思ったかもしれません。
筆者も会社員生活を30年と、社長業を10年間、体験してきて、そんなふうに考えたこともなかったわけではありません。
しかし、数年前に乗り越えた失敗をどうやって乗り越えてきたのか、実際には具体的にそう覚えていないものです。
起きてしまった仕事の失敗を、後で色々後悔するのは、次につながるかもしれないです。
だから、次につながるために後悔や反省をするのは、良いです。
しかし、それ以外のこと、つまり自分を責めても、何も良いことは起きません。
それに、失敗したと本人が認めない限り、失敗なのかどうなのかはわかりません。
失敗だと認めて、退場したときに、失敗が確定するのです。
仕事の失敗にへこむ|同じようなことで失敗続きになる原因
失敗を繰り返す原因は、失敗した時の事実を受け入れていないからです。
自分が配慮が足りなかったり、注意していなかったり、うっかり忘れてたり、とにもかくにも自分のせいで失敗したのだと受け入れることです。
それなのに、言い訳を考えたり、誰かのせいにしてしまう、だからまた失敗するのです。
繰り返すのです。
受け入れていないからです。
仕事で失敗した時のことを思い出して、自分を責めるのではなく。何故失敗したのかを理解しておくのです。
素直にその事実を受け入れて下さい。
誰かのせいにしてみたり、言い訳をしないでください。
そうやって、受け入れた時に、次の場面では、成功しかしなくなります。
同じ失敗を繰り返すのは、ムダな抵抗をして、言い訳をして、自分は悪くない振りをするからです。
しかし、心の奥底では、自分に間違いがあったことを覚えているはずです。
仕事の失敗に落ち込む人へ|成功者の本を読んで下さい。みんな仕事で失敗した時のことを書いています
是非、読むべきです。
読んで下さい。
読むべきです。
成功する人は、みんなスゴい失敗をしてきたことを、知るでしょう。
成功している人は、皆本当に何度も失敗してます。
人間という生き物が、その様にプログラムされてるのかも知れない。
失敗からしか学ぶことが出来ないように、出来ているのではないだろうか。
そして、その失敗を受け入れることの出来る人だけを、つぎは成功させるというプログラムです。
アメリカのトランプ大統領は、過去4回も破産しています。
ソフトバンクの孫正義さんも、巨額の損失の経験をしています。
ユニクロの柳井正社長も、「一勝九敗」という書籍を出しているとおり、たくさん失敗しています。
忘れている人も多いと思いますが、あのユニクロが、ビジネスが上手くいっていなかった時代、ユニクロの店先では、野菜を売ってたこともあります。
ユニクロの店先で、野菜を売られていたこともあるんです。(ユニクロ 野菜でググると分かります)
もちろん大失敗しています。
しかし、今や世界長者番付に「柳井正」の名前があります。
仕事で失敗しない人は、何もしない人。それこそが最大の失敗。
新しい事をヤル。
つまりチャレンジをする。
新しい仕事をする。
仕事で何か一工夫やってみる。
その結果、失敗をしながら、学びを得て、上手になり、成長し、成功していくものと思います。
世の中には、「失敗しない人」がいます。
それは何にせよ、初めてのことにチャレンジすることをしない人です。
はじめの一歩を踏み出す勇気がない人です。
最初に、踏み出すのは、誰でも恐いものです。
でもその一歩を踏み出すことで、ゴールや夢や成功に近づきます。
筆者の知人に結婚しない男がいます。
彼らは、既に中年以上の年齢の人もいます。
筆者は過去に聞いてみたことがあります。
分かったことは、女性に声をかけるのが恐いと言います。
断られるかもしれないのが、恐いのだそうです。
もちろん、結婚しない人生があっても良いと思いますが、声をかけることが恐いのでは、少し違います。
その姿勢は、仕事にも現れ、常に指示待ちになってしまい、、評価をされることはありませんでした。
まとめ
最初に書いたように、失敗したと分かった瞬間は、青ざめたり、泣きたくなったり、逃げ出したくなったりすると思う。
実際に、そうして逃げてしまったり、辞めてしまったりする人もいます。
でもそれらの人には、失敗が分かったときのイヤな感情が残るだけです。
でも、泣きながらでも、怒られながらでも、なんとか失敗を解決したときに、必ず成長している。
失敗したという経験が増え、学び、その後は成功しかしなくなります。
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