営業に向いてない|まとめ

営業に向いてない (1)

営業に向いてる人は、明るくて、話し好きな人が向いてると言われ続けてきました。

しかし、時代は変わりました。今の時代では、そういう人が営業に向いているのかといわれれば、そうとも言えなくなってきました。インターネットがある世界が「当たり前」になってから、営業マンに求められる資質も変化してきました。

自分は、「人と話すのが好きです」という人が、営業になろうと、営業の仕事に就職をし、挫折して辞める人が増えています。ただの販売や接客であれば、そのキャラクターは、十分でしょう。

しかし営業では、それだけでは「契約」にまでたどり着けません。営業40年の経験から、解説します。

目次

営業に向いてない|まとめ

時代は変わりました。昔の営業は、セールストークを並べて、強く押しつけるようなスタイルの営業でも通用しました。

今は、営業に向いてない、といわれてきたタイプの人の方が、営業に向いています。もっといえば、「人見知り」「内気」のタイプの人の方が、営業成績を上げられるようになりました。

変わったのは、顧客です。今の顧客は、ネットによって、情報は十分にあるのです。それよりも、話をよく聞いて、何を選択すれば良いのかを、きちんとアドバイスをしてあげられるようなタイプの人が、契約を上げられるようになりました。

営業に求められるのは、明るくて話が上手い人ではなくなりました。顧客の気持ちを察して、一緒に問題解決を考えられるタイプの人です。

営業辞めたい?甘え?向いてない営業を40年続けて思うこと

筆者は、営業を約40年間続けた経験があります。その途中で、営業を辞めたいと考えたことは、何度かあります。営業を辞めたいと考えること自体、甘えなのか、と考えたこともあります。

しかし振り返って、思うことは、そのぐらいまで思い悩んだからこそ、進化や成長をしたということです。仕事を覚えて成長する途中にはそういうステップが、必ずあります。営業に限った話ではありません。

そういう思いを持たない人もいます。そういう人に共通するのは、営業としては大した実績を残せていない人、つまり売れない営業ということです。売れる営業、できる営業になるかもしれない人は、必ず挫折しそうになる時があります。

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営業がつらいのは売れないから!売れるようになれば変わる

営業の仕事は、少し特殊なのかもしれません。営業の仕事で辛いこと・きついこと・厳しいと感じることは、営業として、売れるか売れないかで解決してしまうからです。

ですから、売れない営業はとても辛いということになります。一般的には、会社員の悩みといえば、一番目に人間関係があり、他の様々な悩みも元を辿るとほぼ人間関係になります。

営業は、売れるかどうかなんです。売れてる営業マンにも悩みはあるはずですが、仕事を辞めるほどまでのことにはなりません。

売れるようになるためには、売れないことにつながることを分析し、それを辞めることと、自分自身の見た目を完全に見直し、顧客のために行動力を使い切るようになれば、自然と売れていきます。

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営業に向いていると言われる人|実は営業に向いてないかもしれない

一般論として、営業に向いてると言われる、明るく話好きの性格の方は、実際には営業に向いてない可能性が高いです。

これは筆者自身の営業マンとしての経験と管理者・経営者としての経験から言えることです。この事実は、世の中の一部の方しか知らないことだと思います。また、向いてないと言っている人は、完全に無責任に発しているのだということ理解してください。

もしかすると、営業の仕事についての知識情報すらない人の場合もあります。

ただ、そもそも向いてるか向いてないかということ自体にあまり意味はありません。強いていうならば、相手の話を注意深く聞くことができて、その会話から得た情報をもとに、顧客のために行動できる方は、自然とできる営業マンになるはずです。

ですので、性格が明るいか暗いかはあまり問題ではなく、むしろ暗いと言われる人の方が顧客の話を聞いている傾向があります。

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売れない営業の特徴|売れる営業マンになる解決策は自分を変えること

営業への向き不向きはないことを紹介しましたが、売れない営業の人が共通して持っていることがあります。

彼らの売れない理由で共通していることは、「商品がよくない」です。しかし、世の中には、「昨日の1位は、今日の1位どころか、すでに陳腐化している」という法則があります。

どれほど、良いとされるものであっても、数日後には1位ではなくなります。そういう意味で、売れないことを商品のせいにしているのは、まさに売れない人に共通する言葉です。

原因が自分にあることを受け入れて改善することが売れるための秘訣です。

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営業がうまくいかないのは目先の数字ばかり考えているからです

営業がうまくいっていない時ほど、目先の数字ばかりを考えてしまいます。つまり、自分のことばかり、というわけです。そのような心の状態の時に、営業成績がよくなるはずもありません。

顧客は自分のことを考えてくれる営業マンのことが好きです。

スランプの真っ只中にいる時は、なかなか気づけないことですが、あと数日売れない日が増えたとしても、大勢に影響はないのですから、静かな気持ちを持って、顧客への貢献、何をしてあげると喜んでもらえるかだけを考え続け、関連する行動を取り始めると、必ず変化が起きるはずです。

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人見知りな人とは、人と話をするのに、恥ずかしい・億劫・何を話して良いのかわからない、自信がないなどと、という想いや感情が高まりやすい人の性格です。

ただ、反面、相手の話をよく聞いている・相手の様子をよく観察しているなどという傾向があり、できる営業マンに必要な要素を持っています。

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内向的な営業|地味で慎重な性格が信頼されやすいので向いてる

内向的な人が営業に向いているのは本当です。

トップクラスの営業が明るいか暗いかといえば、実は、暗いというより地味な人は多いです。

顧客からしますと、専門知識を教えてくれる営業もいいですが、自分の話を聞いてくれる営業マンの方に好感を持ちます。

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