社会人経験40年の筆者にも若かりし頃に、サボりの体験はあります。
今にして無駄な時間を過ごしてしまった、と思います。サボり体験がなければ、もっと早く仕事に目覚めたはずです。
サボりを必要悪だと思い込んでいる上司もいますが、基本的には必要ないものです。
当記事をどのような気持ちで読むのか分かりませんが、少なくとも今の時代であれば、十分に懲戒処分になりますし、すでに上司にはバレていて、上司は指摘する機会を図っているはずです。
最悪の場面で、そのカードを切り札に使われたら、懲戒処分は逃れられません。注意で終わるか、解雇の対象になるのかは、あなた次第です。つまりは自己責任です。
営業マンのサボりは自己責任|バレたら懲戒処分ありえる
営業マンの中には、サボりが常態化している人たちがいます。
それは、筆者が新入社員であった40年前で既に、先輩社員がそうでした。先輩社員に同調することで気に入られたいと考えていた筆者も、一緒の時間を過ごしていました。(具体的には喫茶店でお茶を飲んで時間がつぶれていくということ)
しかし、上司は知っていました。時代が古いので、懲戒処分は受けませんでしたが、現在なら、その可能性はあります。これが筆者のサボりエピソードです。
営業マンのサボりとは?
「営業マンのサボり」というテーマを深掘りするには、まず営業職におけるサボりの定義と自己責任の重要性、そしてその行為が個人および企業にもたらす影響を理解する必要があります。
営業職のサボりの定義と自己責任
1)サボりの定義
- 営業職における「サボり」とは、業務時間中に非生産的な活動を行うこと、または業務を故意に怠ることを指します。これには、業務に関係ない個人的な用事を済ませる、長時間の休憩を取る、あるいは仕事をしているふりをする行為が含まれます。
2)自己責任の重要性
- 営業職は成果に基づく評価が多く、個々の責任と自主性が強調されます。サボる行為は、自身の業務成果に直接影響を及ぼし、最終的には評価や報酬にも影響します。そのため、営業職においては自己管理と責任が非常に重要になります。
サボりがもたらす個人と企業への影響
1)個人への影響
- サボりにより、自己のスキルや業務知識が停滞し、キャリア発展に悪影響を及ぼす可能性があります。また、業務へのモチベーション低下や同僚との関係悪化など、職場での人間関係にも悪影響を与えることがあります。
2)企業への影響
- 営業職のサボりは、直接的には業績の低下につながります。また、サボる行為が他の従業員にも影響を及ぼし、職場全体の生産性の低下を招く可能性があります。さらに、サボりが発覚した場合、企業のイメージや信頼性にも悪影響を及ぼすことが考えられます。
このように、「営業マンのサボり」というテーマは、単に業務を怠る行為以上の意味を持ちます。個人のキャリア発展、同僚や職場環境、さらには企業の業績にまで影響を及ぼす重要な問題として捉える必要があります。
営業のサボりすぎは必ず実績に反比例する
「営業のサボりすぎは必ず実績に反比例する」というテーマは、営業職の成果と勤務態度の関連性に注目しています。営業職では成果主義が根底にあり、個々の努力と実績が直接評価に影響を及ぼします。ここで、サボりすぎがなぜ実績に反比例するのかを掘り下げてみましょう。
1. 努力と成果の関連性
- 営業成果の基盤:営業成果は顧客との関係構築、製品やサービスの知識、市場の理解など、複数の要素に基づいています。これらは日々の業務を通じて培われるもので、サボることによってこれらのスキルや知識の習得が遅れます。
- 継続的な努力の重要性:営業職は継続的な努力が必要な職種です。顧客との関係を築き、維持するには、定期的なコミュニケーションと信頼構築が不可欠です。サボることでこれらの重要なプロセスが怠られ、結果として成果が出にくくなります。
2. サボりの長期的影響
- キャリア発展への影響:長期にわたるサボりは、個人のキャリア発展に悪影響を及ぼします。新しいスキルや知識の習得が遅れ、昇進や報酬増につながる機会を逃す可能性があります。
- 顧客基盤の弱化:営業成果は、顧客との信頼関係に大きく依存します。サボりによって顧客との関係が弱まると、リピートビジネスや紹介ビジネスの機会を失い、長期的な実績構築が困難になります。
3. 営業職のモチベーションと自己管理
- 自己管理の重要性:営業職は自己管理が求められる職種です。自己管理ができないと、業務の効率が低下し、結果的に実績に影響を与えることになります。
- モチベーションと成果の関連:モチベーションが高い営業担当者は、より多くの努力をし、それが成果として反映される傾向にあります。反対に、サボることはモチベーションの低下を示唆し、結果として実績が落ちることになります。
「営業のサボりすぎは必ず実績に反比例する」というのは、営業職の成果が個々の努力と密接に関連していることを示しています。サボりは短期的には楽かもしれませんが、長期的には個人のキャリアと企業
の業績に悪影響を及ぼすため、避けるべき行為です。
営業のサボり癖が取れないのは仕事の面白さを理解していないから
筆者の場合、サボりをしていた頃は、仕事の面白さを理解していなかったためだと思います。
営業であれば、成績を上げることで、会社からの評価がたかまり、「役」がついたり、給料が上がっていきます。人間の承認欲求が満たされていく場面です。
仕事の面白さとは、もっと奥深いものですが、物販の営業職には、プロジェクトや製品開発に関わることがありません。どうすれば、もっと顧客に買ってもらえるのか、というポイントだけしかないのが、少し残念ではありますが、販売戦略が当たって成果が出ていくのは、やはり快感です。
サボり癖を持つ人の特徴
- モチベーションの低下:サボり癖を持つ営業職員はしばしば、職務に対するモチベーションが低いことが見受けられます。業務に対する興味や情熱が欠如している場合が多く、これがサボり行動へとつながります。
- 目標設定の問題:達成可能で意味のある目標を設定することが困難であると、サボり癖が生じやすくなります。目標が不明確または非現実的であると、業務への取り組み意欲が減少します。
- 時間管理の不得手:サボり癖を持つ人は、時間管理に問題を抱えていることがあります。優先順位を設定し、効率的に業務を進めることが難しいため、サボりが発生することがあります。
サボり癖の心理的要因
- ストレスや圧倒感:過剰なストレスや業務量に圧倒されると、サボり行動に走ることがあります。これは、一時的な逃避行動としてのサボりであり、心理的圧力からの一時的な解放を求める行為です。
- 自己効力感の不足:自身が業務を効果的に遂行できるという信念(自己効力感)が不足している場合、サボり行動が見られることがあります。業務の成功に対する自信の欠如が、サボりへと繋がることがあります。
サボり癖への対処法
- 目標設定の見直し:現実的で達成可能な短期および長期の目標を設定し、これを定期的に見直すことが重要です。明確な目標はモチベーションの向上に寄与し、サボりの減少につながります。
- 時間管理の改善:効果的な時間管理技術を学び、実践することがサボり癖の克服に役立ちます。優先順位付けやタスク管理のスキル向上は、業務効率と成果の向上につながります。
- ストレス管理と自己効力感の強化:ストレス管理の技術を身につけるとともに、自己効力感を高めるためのトレーニングや研修が有効です。成功体験を積み重ねることで、業務に対する自信を育てることができます。
- フィードバックとサポートの活用:定期的なフィードバックを受け取り、必要に応じてサポートを求めることも重要です。上司や同僚からの助言や励ましは、サボり癖の克服に役立ちます。
営業のサボりがバレるのは時間の問題|GPSもある
「営業のサボりがバレるのは時間の問題|GPSもある」というテーマは、営業職におけるサボり行動がどのようにして露見しやすくなるか、特に技術的な監視ツールの利用に着目しています。営業職のサボりがバレるメカニズムと、それを検出するためのGPSなどの技術について詳しく見ていきましょう。
1. 営業職におけるサボりの発覚メカニズム
- 成果の不一致:営業成績が期待値と大きく異なる場合、これはサボりの兆候として捉えられることがあります。営業成績の低下は、業務への取り組み不足の可能性を示唆します。
- 同僚や顧客からの報告:同僚や顧客からの間接的なフィードバックが、サボりの発覚につながることがあります。例えば、顧客から「担当者が訪問していない」という報告があれば、それがサボりの証拠となることがあります。
2. GPSなどの技術的監視ツールの役割
- GPS追跡の利用:多くの企業では、営業職の従業員に対してGPS追跡を用いることが増えています。これは、従業員が業務時間中にどこにいるかを正確に把握するための手段です。営業職員が予定していた場所にいない場合、これがサボりの証拠となることがあります。
- 効率と透明性の向上:GPS追跡は、業務の効率と透明性を高めるためにも利用されます。例えば、最適なルート計画のためや、顧客訪問の証明として使用されることがあります。
3. サボりのリスクとGPS監視の倫理的考慮
- サボりのリスク:GPS追跡技術の存在は、営業職員にとってサボりのリスクを高めます。サボりがバレると、信用失墜や業績評価の低下、さらには懲戒処分などのリスクが生じます。
- 倫理的考慮:GPS追跡などの監視技術の使用には、プライバシー侵害の懸念も伴います。企業は従業員の監視とプライバシー保護のバランスを適切に取る必要があります。
営業職におけるサボり行動は、GPS追跡などの技術的ツールによって容易に発見される可能性があります。これにより、サボり行為のリスクが高まり、営業職員はより責任ある行動を取ることが求められます。一方で、企業は従業員のプライバシー保護と業務の監視の間で適切なバランスを見つける必要があります。
テレワーク中の営業でサボりは簡単にできると思いますが
「テレワーク中の営業でサボりは簡単にできる」という考えは、テレワークの環境下での自己管理の重要性と、サボりへの誘惑に対する対策に焦点を当てています。テレワークにおける営業職のサボりの可能性とその背景、およびそれを防ぐための戦略を探ります。
1. テレワークにおける営業職のサボりの可能性
- 物理的な監視の不在:オフィス環境と異なり、テレワークでは直接的な監視や同僚の存在がないため、サボりがしやすくなる可能性があります。
- スケジュールの柔軟性:テレワークでは、働く時間や場所に柔軟性が生まれます。これは、業務の効率化に役立つ一方で、サボりの誘惑を増やす要因にもなり得ます。
2. テレワークにおけるサボりの背景
- 自己管理能力の試練:テレワークは自己管理能力を試す環境です。自己規律が欠けると、業務に対する取り組みが不十分になりがちです。
- 社会的孤立感とモチベーションの低下:テレワークによる社会的孤立感は、働くモチベーションを低下させ、サボりへと繋がることがあります。
3. テレワークにおけるサボり防止策
- 明確な目標設定と業務報告:日々の目標を設定し、業務報告を義務化することで、サボりを防ぐことができます。定期的な進捗報告は、自己管理を強化する助けとなります。
- 定期的なオンラインミーティング:定期的なオンラインミーティングを通じて、チームとの連携を保ち、サボりの機会を減らすことができます。
- 効果的な時間管理:時間管理ツールやテクニックを利用して、業務とプライベートのバランスを適切に保つことが重要です。
- モチベーション維持の工夫:自身のモチベーションを高めるために、仕事の成果を可視化する方法や、小さな成功を祝うことが効果的です。
テレワーク中の営業では、確かにサボりがしやすい環境がありますが、これは同時に自己管理能力を高める絶好の機会でもあります。テレワークを成功させるためには、自己規律を持ち、効果的なコミュニケーションと時間管理が不可欠です。これらの戦略を適用することで、テレワーク環境における生産性を高め、サボりの誘惑を減らすことができます
営業のサボりには罪悪感は必要なくなる
もし、今までに営業の仕事でサボりをしていた方は、一日中自宅で寝ていた人もいるかもしれません。さすがに、罪悪感を感じることもあったでしょう。
しかし、もはや営業は前述したように、フリーランス、あるいは営業代行の会社に発注する時代に、今少しずつ移行しています。
つまり、営業という技能を生かした職人として、営業をするように変わっています。もし、今のところ、そんな話はないということでしたら、来年にはそうなる可能性が非常に高いです。
もしそうなれば、損害保険や生命保険の保険営業の人たちが何年も前からそうであるように、完全歩合給になるということです。
もうサボりを続けることは、リスクしかありません。もしかすると、サボりをしている先輩を見たりすることがあるかもしれませんが、やはり自己責任です。いずれ、その方は、とんでもなく苦労をするということしかありません。
現状でも、営業のサボりは自己責任であり、場合によっては、懲戒処分を受ける可能性があります。ご注意ください。
まとめ
仕事中に、疲れを回復するために、車を止めて休憩するのは良いと思います。
ただ、やらされてる仕事をつまらないからサボるのであれば、とっても勿体無いことです。時間の損失です。
今は、昔のような年功序列は無くなっているはずです。入社して何歳で成功しても、問題がない時代です。逆に、何年勤めたら一人前とも言えない時代です。
そんな時代に自分の貴重な時間を潰すだけに使ってしまうのは、取り返せない損失です。それなら、道を選び直して、一生懸命仕事をして、誰よりも早く成功するという道もあります。
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